パワーポジションについて
近代スポーツを見ているとだいたいのスポーツの待機姿勢が同じことに気づきます。
膝を少しまげて体は前方に少し倒すこの姿勢…
野球の守備、バスケサッカーのディフェンス、ゴルフのアドレス、
スキースノボーなどボード系に乗る姿勢、
なぜカラダを動かすときにこの姿勢をとるかというと
次のアクションを起こしやすい
また別の言い方をすれば
瞬発力などの力を発揮しやすい姿勢
ということで我々トレーナーはこの姿勢のことをパワーポジションといいます。
専門的に言うと
足関節、膝関節、股関節を軽度屈曲し
脊柱はニュートラルポジションだがインナーユニットには腹圧が
体幹の剛性は高まっている状態。
一番近い姿勢でいえばこのスクワットのポーズとなります。
トレーナーはクライアントにまずパワーポジションを指導することが多いです。
なぜかというと他のトレーニングの随所にこのパワーポジションが登場するからで
早期に取得することがトレ―イング効果を発揮する近道になるからです。
実際に行ってみるとカラダの重心が後ろにいきすぎ
つま先が浮いてしまったり
前に倒れると背中がまるまってしまったりと案外難しいものです。
これかを感覚で身につけるのは難しく
私が指導する際は上記の画像のようにあくまで客観的で
科学的な分析を踏まえた指導をするように心がけています。