パーソナルトレーナー養成Hub広島校の実技講習の流れやコンセプト

Hub実技講習の流れやコンセプト

お客様に指導する前に自分で体現していくことを目標とします。

まずは基本的なビック3のメニュー
・ベンチプレス
・スクワット
・デッドリフト

や、それら基本のメニューから付随するトレーニング
例えば
・ダンベルフライ
・ダンベルプレス
・ベントオーバーローイング
・ランジなど

そして体幹のメニュー
・プランク
・クランチなど

合計40前後のメニューを取得します。

またHubのコンセプトとしては
あくまで論理的!な思考で指導できる指導者を育てます。
我々を頼りに運動指導を求めている方の多くは
成人の方です。学生ではないです。
学生時代の部活のようにコーチの指導通りに練習をやる子どもではないということです。

明確にしておきたいのは
Hubからパーソナルトレーナーになる方の
立場はお客様と同じ目線にたち行先を案内するパートナーですので
お客様に指導する際メリットやデメリット、そしてそれをすると
将来どのように身体が変化するかを説明できるトレーナーになってほしいと思います。

それをするためには感情やその日の気分でトレーニングしたりするのではなく
論理的に選択していく必要があるからです。

論理を構築するために
Hubでは分析にも重きを置きます。

良いフォーム悪いフォームではなく
“なぜいいフォームなのか?”
“なぜ悪いフォームなのか”

を深堀りしていきます。

 

講習風景です。

      

パーソナルトレーナーになるには(3)(学習すること)

パーソナルトレーナーになるには(3)

トレーナーになるために必要な学習はなにかというと
・解剖学(主に運動器)、生理学(主に代謝関係)、運動学
・トレーニング指導理論

大まかに分けるとこのようなものです。
(と、いっても解剖学だけでも膨大で運動器のみに絞っても
人体には骨が200個超、筋肉は600個以上あると言われています。
指導理論もどの順番でトレーニングを組むか、重さは?休憩時間は?
効果を出すために繊細な組み立てが必要なのです。)

それに加え実地訓練として
・トレーニングマシン、フリーウエィト器具を使ったメニューの習得
・トレーニング指導法(言葉遣い、口頭指導、ボディランゲージ、インストラクション)
・カウンセリングの仕方
・パーソナルストレッチ(顧客のケア、トレーナーの必須事項ではないが)

など
項目にあげはじめるとキリがありません。

学ぶものは膨大です。
トレーナー養成を行う立場から申し上げると
限られた期間で
『なにをするか』ではなく『なにをしないか?本当に必要なものだけに集中する』
ということです。

パーソナルトレーナーになるには(2)(資格)

パーソナルトレーナーになるには(2)

トレーニング指導といっても幅広くあるのですが
フィットネスクラブでのマンツーマンの指導
高校やスポーツチームでの指導
子どもへの指導
高齢者へのリハビリ、QOL(生活の質)向上のための指導

様々あります。

現状、主に運動指導を行っているのは
・理学療法士
・柔道整復師
・鍼灸師
・アスレチックトレーナー
・栄養士
・パーソナルトレーナー
などです。

このうち国が定めた国家資格というのは
“理学療法士”“柔道整復師”“鍼灸師”
※ドクターでも運動指導するかたもいらっしゃいます。
この資格は主にリハビリや治療を生業とする方たちですが
豊富な知識を元に運動指導をされる場面も多々あります。

“アスレチックトレーナー”“栄養士”“パーソナルトレーナー”
※管理栄養士は国家資格
は、団体や教会などが発行している資格になります。

パーソナルトレーナーに最短でなるのであれば
パーソナルトレーナーの協会に入り資格を取得が最も早いです。

ポピュラーなところでは
・NSCA
・JATI
・NESTA
団体・協会です。

他にも機能改善に強い協会やフィールドスポーツに強い協会などあります。

これまでを見て「よし資格をとろう!」と思った方に注意させていただきます。
国家資格は、国が指定した専門学校または大学で3年~4年のカリキュラムを
修了する必要があり時間的な負担は大きいですが資格取得後、資格保持に関わる料金はかかりません。

民間の団体、協会は
数カ月~数年(早いものでは試験に合格すれば即認定)で資格取得できるというメリットはありますが、年会費や数年毎に単位更新として料金が発生します。

たくさんあったほうがカッコいいから
勉強になるから

といって資格を保有しすぎると『資格貧乏』になる可能性もあります。

取得される際はご自身の将来を見据え、自分をブランディングし必要な資格はなにか?を考えたうえで資格取得に動くことをおススメします。

パーソナルトレーナーになるには(1)(キャリアスタート)

パーソナルトレーナーになるには(1)

パーソナルトレーナーになるには何が必要か?
そういった疑問質問をよく受けますが
事務的に答えると

国が定めたパーソナルトレーナーというのはいないので
経験を積んで無資格であっても「自分はパーソナルトレーナー」と
商売を始めればそれでパーソナルトレーナーキャリアのスタートとなります。

現状、資格がなくても優れたトレーナーはたくさんいます。
結局はピンキリになってしまうのですが、資格を保有しているということが
ある一定水準の知識をもっているということになりピンとキリの差が
少なくなるということです。

パーソナルトレーナー的現代のフィットネス市場

現代のフィットネス市場

 

現在日本のフィットネス人口はどのくらいかご存じでしょうか?

なんと日本は3.4%!
ちなみにアメリカは17.6%です。

アメリカに追いつけ追いこせの日本としては
政策としてフィットネス市場はあと5倍以上は伸ばそうとするはずです。

健康志向の高まり…高齢化社会
トレーナーの必要性、活躍の場もあと5倍に増えるでしょう!

更に細かく市場を分けると以下の通りです。
パーソナルトレーニング →【高級感、コミット、1クールのパッケージ】
グループレッスン    →【ラグジュアリー、ハイセンス、限定感】
キッズ         →【既存の習い事に加え基本能力向上のスクール】
高齢者         →【行政と組み補助金などを有効活用、デイサービスやリハビリなど】

すでに今、この現状なので今からこの市場を追っても
時すでに遅し
やはりトレーナーの基本的な“人間性”“専門性”で評価される。
それを踏まえたうえで、自分のオリジナリティを合わせることで
『どの市場でも活躍できる、またどの市場でも常に必要とされるトレーナー』
になることが遠回りのようで一番の近道ではないでしょうか?

パーソナルトレーナーの仕事とは

パーソナルトレーナーの仕事とは

パーソナルトレーニングはサービス業の一つと考えられますが
一般的なサービス業と一線を画す部分があります。
それは

サービスを金銭で購入した人間(顧客・クライアント)が
自分自身で成果を出すということです。

通常サービス業は
・顧客がサービスを買う→顧客が受け取る→顧客が満足する
であるのに対し

トレーナー業界は
・顧客がサービスを買う→顧客自身が運動する→顧客が満足する
【顧客が買い、動き、満足する】

トレーニングを指導し効果が出るのは、結局サービスを買った人間の努力の結果で
こういったサービス形態は案外珍しいものです。
逆をいえばサービスを売ったトレーナーが金銭(対価)も頂き感謝(評価)もされる不思議な構図とも言えます。

世の中は等価交換に基づいて動いているので
金銭も感謝もされる至れり尽くせりの我々トレーナーが交換できるもの“知識と経験”にほかなりません。
また金銭以外も頂いているトレーナーはただのサービスでお返しするのではなく
“予想を超えたサービス”でお返しすることで初めて等価となります。

クライアント自身の努力の結果が効果がでるなら、トレーナーは何をするのか?
それは
【知識と経験を使い顧客をより早く目的を達成させる道案内人をする。】

パーソナルトレーナーの運動指導という商品

運動指導という商品

“健康”とは、人間の生活の上でなくてはならないものであり
すべての活動の基盤になるものです。
“自己実現”とは、衣食住など基本的な生活が保障されその先に生まれる
次の欲求と考えます。(美しくありたい、モテたい、スポーツがうまくなりたい)

自己実現は趣味や嗜好品(酒・たばこ)などの贅沢品に分類されます。

その中でも“運動”は健康増進と自己実現を同時に叶えることのできる
数少ない活動で、トレーナーとはその運動を指導する能力を持った人間のことを指します。