指導に役立つパーソナルトレーナーの目線トレーニングの軌道に注意!

トレーニングの軌道に注意!

トレーニングフォームを習得する際まずは
“動作開始(スタンバイ)”“動作修了(フィニッシュ)”を特に気を付けて
指導しますが、これを習得してもまだ安心はできません。

なぜかというと最低限スタンバイ―フィニッシュができていても
トレーニング中は動作中(ムービングMove+ing)があります。
そのムービング中に正しい軌道を外れてしまうと運動効果は大きく変わります。

 

基本的に負荷を与え軌道を描くのがダンベルになります。
上記のように支点となる関節(今回の場合、肘)よりもダンベルが
身体の内側になると効果が減少します。
学生時代にならった支点-力点―作用点です。

想像してもらうとわかりますが
鞄でもペットボトルでも手を伸ばして持つので
肘を曲げて持つのでは同じ重さでの感じ方が違うと思います。

 

この写真のように支点力点作用点を意識し
関節をコントロールすることでトレーニングの持っている
本来の効果を最大限発揮します。

 

トレーニングは人一倍しているのに
効果が出にくい方は実は楽な上げ方…をしているのかもしれませんね!